セコニックのプロセス分析計は、主に「粘度計」を中心に展開されています。独自の振動式インライン粘度計は業界でもオリジナリティを発揮しており、幅広い企業で重宝されています。
セコニックの代表的な計測機器のひとつである「FEM-1000Vシリーズ」は、液体の粘度を振動によって感知できる、インライン式の粘度計。独自のバランス型構造を有する振動子を採用することで、安定したリアルタイムの粘度測定を実現しています。
こちらも振動を利用したインライン式の粘度計です。組み込み用途向けとコンパクトタイプが用意されており、フランジでタンクや配管に取り付けることで粘度・温度をリアルタイムで測定できます。
インライン式プロセス分析計の
測定メリットや取扱メーカーを見る
研究室や管理室など、卓上で粘度を測定する目的で開発された振動式粘度計「VM シリーズ」。わずかなサンプルで測定が可能なほか、小型なので使いやすいのも魅力です。
その他、セコニックにはアナログ記録計や温湿度記録計のラインナップもあります。電子式やメモリ機能付きなど、ハイテクな製品も提供されているので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
このメディアでは、省力化と高い品質管理を叶えるプロセス分析計を目的別にまとめています。
従来の卓上型からインライン計測やオンライン計測に変更するメリットなどを解説。自社の工場やプラント内の各種プロセスに合うプロセス分析計を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
セコニックは、自主開発と受託生産双方の視点から、同社ならではの技術力を活かしたサービスを提供しているのが特徴。具体的には「光学電子情報機器」、「計測機器」、「無機EL」、「映像機器」、「EMS」という5つの事業を展開しており、先端テクノロジーに関連する分野をメインに手がけています。
特にプロセス分析計については、「粘度計」を中心に提供しているのが特徴。独自開発のセンサーが搭載された計測機器は、振動や流れの影響を受けにくく、安定した精度で測定が可能です。
計測機器に関しては、公式サイトにおいて製品カタログや取り扱い説明書を公開。ソフトウェアダウンロードも可能で、不明点がある際や説明書を紛失した際にも容易に確認できるようになっています。校正や修理も自社で責任持って対応していますが、製造から期間が経過したものに関してはサポートが終了しているケースもありますので、詳しくはホームページにて確認してみてください。
所在地 | 東京都世田谷区池尻3-1-3 MUTOH池尻ビル3F |
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電話番号 | 0570-200474 |
公式HP | https://www.sekonic.co.jp/ |
濁度計・色度計・UV計・導電率計・pH分析計といった測定器をラインナップし、各配管やタンク(発酵槽)・リアクタなど製造ラインの様々な箇所に取付可能。
製薬用水における微生物汚染を測定するバイオバーデン装置や、コンバータ無しでセンサ内でデジタル分析を行う独自技術を用いた分析計を提供。
研究開発や環境アセスメント分野に適した製品としてポータブルガス分析計やマルチガス分析計などを提供しているほか、卓上/ハンディ型に特化した水質分析計シリーズを展開。