濁度計は、液体の濁り度合いを測る際に使用する機器です。ここでは、濁度計を購入するにあたって押さえておきたい予備知識をいくつかご紹介します。ぜひ、参考にして下さい。
濁度計は、液体の濁り度を測るための装置です。
濁度計は、環境が人に与える影響の監視や、工業製品の生産プロセスの管理など、多岐にわたる分野で活用されています。
濁度を測定する技術にはいくつかの方法があり、その中には散乱光法、透過光法、散乱光と透過光の両方を利用する方法、積分球法、表面散乱光法、微粒子カウント法などが含まれます。
濁度計には2種類のタイプがあり、持ち運び可能なポータブル型と、設備に固定して使用するインライン型の2つとなっています。
濁度計の原理を知るにあたり、液体が濁るメカニズムを知っておくと理解に役立ちます。そもそも、液体の濁りは、水中に入射した光が水中内に浮遊する微粒子に当たって散乱または反射することで起こる現象です。これにより、水中内を通過する光量が減少するため、視覚的に濁っていると感じます。濁度計はこの光量の変化を利用して濁度の測定を行います。
測定したい液体が入った容器に光を入射させ、液中に光の透過または散乱、もしくは両方を発生させます。この際に生じる光の吸収や散乱、または屈折などの度合いの変化に基づいて濁度を測定します。濁度は目視によって測定する方法もありますが、光学式の濁度計を用いられることが一般的です。
濁度計は、測定方式の違いによっていくつか種類があります。代表的なのが「透過光法」や「散乱光法」、「表面散乱光法」、「前方散乱反射光法」、「積分球法」、「微粒子カウント法」などです。いずれも測定の仕方や精度などに違いがあります。濁度計を導入する際は、測定目的やニーズに応じた測定方式の機器を選ぶことが大切です。
測定方式の他にも、濁度計の用途や形状などでも種類が分かれます。主に液体サンプルを分析・研究する目的で使う卓上型の「ラボ用濁度計」、直接現場に持ち運んで液体の濁度を計測する「携帯用濁度計」、測定現場に直接設置してデータとして濁度を測定する「オンライン用濁度計」の3タイプです。
このように測定方式以外でも、用途などによっても濁度計には種類があります。

【PR】飲食料品や化学工業の現場にふさわしい
optek-Danulatの濁度計を見る
濁度計は用途や目的に応じて、数多くの製品が販売されています。目視で図るタイプの濁度計や、光学式の携帯用の簡易的なもの、工業用として使用する高性能な製品など、幅広くラインナップされています。卓上型ではないタイプは、導入するプロセスによって費用が異なるため、一般的に見積もりでの対応となります。
ここでは、濁度計の原理や種類、価格について詳しく解説しました。濁度計は、光の透過や散乱を利用して液体の濁度を測る機器です。測定方式や用途などによって、濁度計にはさまざまな種類があります。また、種類だけでなく性能によっても、価格帯が大きく異なってきます。使用する目的やニーズに合わせて濁度計を選ぶと良いでしょう。
濁度計を取り扱うメーカーや
販売会社についてについて詳しく見る
このメディアでは、省力化と高い品質管理を叶えるプロセス分析計を目的別にまとめています。
従来の卓上型からインライン計測やオンライン計測に変更するメリットなどを解説。自社の工場やプラント内の各種プロセスに合うプロセス分析計を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

濁度計・色度計・UV計・導電率計・pH分析計といった測定器をラインナップし、各配管やタンク(発酵槽)・リアクタなど製造ラインの様々な箇所に取付可能。

製薬用水における微生物汚染を測定するバイオバーデン装置や、コンバータ無しでセンサ内でデジタル分析を行う独自技術を用いた分析計を提供。

研究開発や環境アセスメント分野に適した製品としてポータブルガス分析計やマルチガス分析計などを提供しているほか、卓上/ハンディ型に特化した水質分析計シリーズを展開。